
2020年4月2日、にじさんじからVTuberとしてデビューした弦月藤士郎さん。
桜魔皇国に仕える官吏として“神の管理”を任されているというユニークな設定を持ち、異世界感あふれるキャラクターです。
今回は、そんな弦月藤士郎さんの前世が、音楽家・尾北ねむさんではないかと言われている理由や、過去に活動を休止していた背景についても掘り下げてみました。
弦月藤士郎の前世は尾北ねむ?
弦月藤士郎さんの前世は、ボカロPとして活動していた、『尾北ねむ』さんといわれています。
こちらが、尾北ねむさんのプロフィール。

この優しく、どこか切ない曲を作ったのが尾北ねむさんです。
柔らかな旋律からお人柄がにじみ出ていますね。
尾北ねむさんは、主にボーカロイドを使った楽曲制作を行う音楽クリエイターで、2016年に「Close.」でボカロPデビューを果たしました。
一度、ニコニコ動画のアカウントを削除しましたが、2022年7月には新たなアカウントで「kitchen」を投稿。
活動を再開しています。
弦月藤士郎の前世が尾北ねむという3つの理由
弦月藤士郎さんの前世が尾北ねむさんといわれる理由は3つ。
- 二人の声が似ている
- 複数の楽器で演奏ができる
- 二人とも作曲活動をしている

ひとつずつ検証していきましょう。
二人の声が似ている
弦月藤士郎さんの前世が尾北ねむさんといわれる理由の一つ目が、二人の声が似ていること。
実際に聴き比べてみましょう!
▼こちらが、尾北ねむさん。
▼こちらが、弦月藤士郎さん。

確かに、低音になると声が少しかすれています。
全体的に優しい雰囲気で聴いていて心地良いですね。
実際、「声の質感もかすれ方もそっくり」「全体の雰囲気が同じ」といった声が多く、これが“同一人物説”を後押しする大きな理由のひとつになっています。
ファンの間でも、弦月藤士郎さんと尾北ねむさんの声は「そっくりすぎる」と、たびたび話題に!
特に歌声を聴き比べた人たちからは、「同じ人じゃないの?」と驚く声が多く上がっているようです。
複数の楽器で演奏ができる
弦月藤士郎さんの前世が尾北ねむさんといわれる理由の二つ目が、複数の楽器で演奏ができること。
弦月藤士郎さんは幅広い楽器を演奏できることで知られています。YouTubeではピアノの即興演奏配信を行うことも多く、クラシックからオリジナル曲まで、様々な曲を演奏します。
また、ピアノだけでなくドラムやリコーダー、バイオリンなども演奏でき、配信や動画内で披露することもよくあります。

こんなに様々な楽器が演奏できるなんておどろきです!
音楽への愛情が伝わってきますね!
一方、前世と噂される尾北ねむさんも、音楽活動の中でピアノやドラムが演奏できることが友人の投稿から確認できます。
ピアノとドラム出来るの凄い羨ましい・・・あと指ぱっちんも羨ましい・・・
— せやなゆう (@SEYANA_U) March 4, 2017
さらに、鍵盤ハーモニカやトイピアノといった個性的な音色も自身の楽曲に取り入れています。

楽器に詳しくなければこのようなアレンジはできないですよね。
尾北ねむさんらしさを感じられる楽曲です。
こうした“様々な楽器を演奏できるスキル”という共通点も、二人が同一人物ではないかと注目される理由のひとつになっているようです。
二人とも作曲活動をしている
弦月藤士郎さんの前世が尾北ねむさんといわれる理由の三つ目が、二人とも作曲活動をしていること。
弦月藤士郎さんは、自身のYouTubeチャンネルやSNSでオリジナル楽曲を公開していて、その音楽センスは高く評価されています。
作詞・作曲はもちろん、様々な種類の楽器演奏やMIXまでこなす才能の持ち主で、他のVTuberへの楽曲提供も行うなど、幅広く活動しています。

キャラクターの世界観と力強さが際立った楽曲ですね!
一方、前世と噂されている尾北ねむさんも、2012年からボカロPとして活動をスタート。
代表作のひとつ「kitchen」は現在でもYouTubeで公開されています。

独特なサウンドと、どこかはかなげで、心に刺さる歌詞に心惹かれますね。
どちらも、“自らの世界観を音楽で表現する”スタイル。
作曲家としてのアプローチに共通点が多く見られます。
こうした音楽面で似ている部分も、弦月藤士郎さんと尾北ねむさんが同一人物ではないかと考えられている理由のひとつとなっています。
弦月藤士郎が活動休止した理由はなに?
弦月藤士郎さんは、2021年に一度だけ短期間の活動休止を経験しています。
理由として語られたのは、「音楽制作に専念したい」というもの。
当時は自身のオリジナル曲や他のVTuberへの楽曲提供との両立に限界を感じていたようです。
また、配信活動に対するプレッシャーもあったと明かしており、精神的な面でも少し立ち止まる必要があったのかもしれません。

忙しすぎて、少し疲れてしまったのかもしれないですね。
休止期間はそれほど長くはなく、2021年3月9日には復帰配信を実施。
配信内では、活動休止に至った背景や気持ちの変化についても語っており、多くのファンから「おかえり」の声が寄せられ、温かく迎えられました。

この動画のコメント欄を見ると温かい言葉ばかりで、弦月藤士郎さんがどれだけ待ち望まれていたかが、よくわかりますね。
弦月藤士郎の前世が尾北ねむという3つのワケ!活動休止の理由についても|まとめ
この記事では、弦月藤士郎さんの前世が尾北ねむさんといわれる三つの理由に加え、弦月藤士郎さんが活動休止をしていた背景についてもご紹介しました。
今回、調査してわかった内容をまとめておきましょう。
- 弦月藤士郎さんと尾北ねむさんは、低音のかすれた質感や、柔らかく優しい声のトーンがよく似ていると言われています。感情の込め方や歌い方の雰囲気もそっくりで、「同じ人にしか聞こえない」と感じるファンも多く、前世説の有力な根拠のひとつとなっています。
- 弦月藤士郎さんは、ピアノの即興演奏配信をはじめ、ドラムやリコーダー、バイオリンなど、幅広い楽器を演奏できることで知られています。一方、尾北ねむさんもピアノやドラムを扱えることが確認されており、さらに鍵盤ハーモニカやトイピアノといった個性的な音色も楽曲に取り入れています。こうした演奏スキルの共通点も、二人が同一人物と噂される理由のひとつです。
- 弦月藤士郎さんは、自身で作詞・作曲・MIXを手がけるほか、他VTuberへの楽曲提供も行うなど幅広く音楽活動をおこなっています。一方、尾北ねむさんも2012年からボカロPとして活動し、代表作「kitchen」などを発表しています。どちらも“自分の世界観を音楽で表現する”というスタイルが共通しており、音楽的な感性や制作スタンスの似ている点が、前世説を裏付ける理由とされています。
- 弦月藤士郎さんは2021年に一度、音楽制作に集中するため短期間の活動休止を行っています。配信との両立に限界を感じたことや、プレッシャーによる精神的な負担も背景にあったようです。
同年3月には復帰配信を行い、多くのファンから温かいメッセージが寄せられました。
高い音楽スキルと独特な世界観で、見る人・聴く人を惹きつける弦月藤士郎さん。
ユーモアたっぷりのトークや、声の使い分け、楽器の演奏など、その多彩な配信スタイルで人気を集めています。
また、ユニット「VΔLZ(ヴァルツ)」では、作曲やMIXなども手がける音楽的センスを発揮。音楽活動にも力を入れています。
これからもファンに素敵な音楽や物語を届けてくれることでしょう。今後のさらなる活躍にも期待が高まりますね。