“歌怪獣”の異名で知られる演歌歌手・島津亜矢さん。その圧倒的な歌唱力で、演歌だけでなくポップスや洋楽まで幅広いジャンルの楽曲を見事に歌いこなし、世代を超えて多くのファンを魅了しています。NHK紅白歌合戦にも6回出場するなど、日本を代表する歌手として活躍する島津さんですが、プライベートについてはあまり知られていません。
今回は、島津亜矢さんの結婚や家族、学歴、そして年収について詳しくご紹介していきます。
島津亜矢は結婚していて結婚相手の写真もあるの?
島津亜矢さんの結婚を裏付けるような情報は現在に至るまで見つかっていません（2025年12月現在）。この事実は、島津さん自身が「第70回NHK紅白歌合戦」のインタビューの中で明らかにしています。
2019年の紅白歌合戦では、中島みゆきさんの名曲『糸』をピアニストの清塚信也さんとコラボで披露しました。『糸』は結婚式の定番ソングとして知られているため、リハーサル中の会見で記者から「ご自身の結婚については?」という質問が飛び出しました。それに対して島津さんは、「そのうち見えてくれば…(笑)」と赤面しながら答え、「今(歌手として)幸せですので」と語っています。
結婚願望がないわけではないようですが、現在は歌手としての活動に充実感を感じており、特に結婚を急いでいる様子はありません。また、島津さんの熱愛報道や交際の噂もこれまでほとんどなく、過去の歴代彼氏についての情報も一切ありません。
島津さんが結婚していないのには、いくつかの理由が考えられます。まず第一に、歌に人生を捧げているということです。15歳でデビューして以来、ノンストップで歌手活動に全力を注いできた島津さんにとって、歌は恋人であり家族のような存在なのでしょう。演歌歌手として長年活躍してきた中で、恋愛よりも音楽を優先してきた結果、現在の地位を築き上げることができたとも言えます。
島津さん自身のYouTubeチャンネル「歌怪獣チャンネル」でも、結婚の予定はなく結婚願望も全くないと語っていたことがあります。現在の島津さんにとって、結婚相手は『歌』と言っても過言ではないかもしれませんね。
島津亜矢は病気なの?
島津亜矢さんに関して「病気」という検索ワードが出てくることがあり、心配しているファンも多いようです。実際のところ、島津さんは過去に病気になったことがあるのでしょうか。
調査の結果、島津さんは2016年に「急性声帯炎」という病気を発症していたことがわかりました。この病気は喉の痛みや声がれを引き起こし、人によっては炎症が原因で発熱することもあります。歌手にとって喉は命とも言える大切な部分ですから、この病気の影響で一部の公演が延期になりました。
しかし、対処としては喉の安静と薬の投与が行われ、重症ではなかったため数日で復帰しています。現在は健康に気を使いながら精力的に活動を続けており、大きな病気の報道や長期休養といった話題は確認されていません。
また、島津さんが劇的に痩せた時期があったことから、「何か隠れた病気があるのでは?」という臆測が飛び交ったこともありました。しかし、これは病気が原因ではなく、心労が重なったことによるものだったようです。2016年、急性声帯炎の直後に島津さんの出身地である熊本で大きな地震が発生しました。島津さん自身の身内や親戚も被害を受けたそうで、立て続けに心労が続いたことが激ヤセの原因だったと見られています。
さらに、2007年には公演のためにタクシーで青森県内を移動していたところ、交通事故に巻き込まれたこともあります。軽傷で済みましたが、当日予定していた公演は予定通り行われました。また、2009年には宇都宮市文化会館での公演前に殺害予告があり、公演が延期になったこともありました。
このように、いくつかの試練はありましたが、現在の島津さんは健康で、音楽活動も継続しています。紅白歌合戦をはじめとしたテレビ出演、全国でのコンサートツアーなど、精力的に活躍を続けています。
島津亜矢の家族構成
島津亜矢さんの家族構成は、父親、母親、姉、そして島津さん本人の4人家族です。幼少期には祖母も一緒に暮らしていたため、5人家族でしたが、現在は祖母が亡くなり4人家族となっています。
島津さんは熊本県鹿本郡植木町(現在の熊本市北区)で生まれ育ちました。幼少期から演歌が大好きで、なんと3歳の時から北島三郎さんの大ファンだったそうです。母親は島津さんが産まれた時の産声を聞いた瞬間から「この子を演歌歌手にしよう」と決めていたと言われています。
母親の指導は非常に厳しく、3歳の頃から演歌の英才教育を受けました。歌を覚えられないとトイレや押し入れに閉じ込められることもあったそうです。「遊んでいる暇があれば歌の練習をしなさい」と言われ、友達の遊びの誘いも断らなければならないほど、歌に打ち込んでいました。
姉は4歳年上で、すでに結婚しています。母親は、島津さんがデビューして上京した時に一緒に上京し、現在は所属事務所である「オフィス風」の代表も務めています。
14歳の時、島津さんは母親に「東京に行きたい」と伝えました。母親は「まだまだ親元で勉強することはいっぱいある。もう少し先でもチャンスはあるのだから」と上京には反対したそうですが、島津さんは「チャンスなんて何度もめぐってこない。今、行くしかない」と説得し、上京することにしたそうです。
島津亜矢に長女はいる?
島津亜矢さんに長女がいるという噂がありますが、これは誤解です。島津さんは独身で子供もいません。では、なぜ「長女」という言葉が出てくるのでしょうか。
クリスマスには洋服を着せたりして、オシャレをさせることもあるそうです。特に、くりんちゃんだけは「娘」と呼び、次女・三女・四女は「うちの子」と区別して呼ぶことが多いとのこと。島津さんが「娘たち」と話すのは、この4匹の愛犬のことで、家族同然に愛していることが伝わってきますね。
また、島津さんには4歳年上の姉がいて、その姉の子供を「うちの子」と呼ぶこともあります。小さい頃から姉の影響が大きく、今も仲良しなので、姉の子供さんのことをとてもかわいがっており、つい「うちの子」という表現になることがあるようです。
島津亜矢に息子はいる?
島津亜矢さんに息子がいるという検索もよくあるようですが、これも誤解です。島津さんは結婚していないため、息子も娘も実際にはいません。
「息子」という噂が出た理由も、前述の通り、愛犬を「うちの子」と呼んでいることや、姉の子供を「うちの子」と表現することから生まれた誤解のようです。また、犬グッズのブランドを設立した時のインタビューで、「今、4人の娘と一緒に暮らしています。歌と同じくらい大切にしています」と話したことも、子供がいると誤解される原因になりました。
しかし、繰り返しになりますが、島津さんには人間の子供はおらず、4匹の愛犬が家族です。結婚もしていないため、息子や娘がいるという事実はありません。
島津亜矢の学歴は?
島津亜矢さんの学歴について、詳しく見ていきましょう。島津さんの学歴は公式には公表されていませんが、わかる範囲で考察してみます。
島津亜矢の出身中学はどこ?
島津亜矢さんは地元・熊本県鹿本郡植木町(現在の熊本市北区)の中学校を卒業後、演歌歌手になるために上京しています。そのため、出身中学校は熊本県鹿本郡植木町内の中学校ということになります。
旧植木町にあった公立中学校は、次の学校が候補として挙げられます。
- 植木町立鹿南中学校
- 植木町立五霊中学校
- 植木町立吉松中学校
- 植木町立田底中学校
また、1986年には植木町立植木北中学校が、2校が統合した結果創設されました。したがって、島津さんの出身中学校は、これらの中学校のいずれかと推定されます。
具体的な学校名は公表されていませんが、地元の中学校に通っていたことは間違いありません。
島津亜矢の出身高校はどこ?
島津亜矢さんが通った高校については、一切情報がないため明らかになっていません。島津さんは地元熊本県の中学校を卒業後すぐ、作詞家の星野哲郎さんに弟子入りするため、14歳という若さで単身上京しました。
島津さんは15歳の時にデビューしており、高校に通っているとすれば高校1年生の時にデビューしたことになります。もしも高校に通いながら演歌歌手活動をしているとすると、高校の出席日数を満たすことは非常に難しかったでしょう。上記のことから総合的に考えると、島津さんは高校には通っていないと思われます。当時から演歌歌手として生きていくことを決意していたのでしょう。
島津亜矢の出身大学はどこ?
島津亜矢さんが大学に通っていたという情報が全く見当たりません。そのため、巷間では大学には進学していない可能性が非常に高いといわれています。
島津さんは1986年5月21日にシングル「袴をはいた渡り鳥」でデビューしました。デビュー当時、島津さんはまだ15歳でした。つまり、同い年の方が18歳で大学に進学して学生生活を送っている時には、すでに島津さんは演歌歌手として3年目のキャリアを持っていたことになります。
演歌歌手はプロモーションのために全国各地を回ることでも知られています。すでに芸能活動を行っていたことから、大学に進学した可能性は低そうです。そのため、島津さんの学歴としては中学卒業までとなりますが、若くしてプロの道を歩み始めたことで多くの経験を積んできました。
島津亜矢の年収はいくら?
島津亜矢さんの年収について、多くの方が気になっているようです。正確な年収は公表されていませんが、過去の活動実績やメディア露出、ライブの規模感などから、業界関係者の間では島津亜矢さんの推定年収は「およそ3000万円ほどではないか」という声があります。
全盛期の年収はさらに高く、5000万円以上だったとされています。2015年から紅白歌合戦に5年連続出場し、演歌に限らずポップスカバーなど多ジャンルでの活躍もあり、テレビ出演やコンサートの機会が増加した時期です。
島津さんの収入源について詳しく見ていきましょう。
まず大きな柱となっているのがコンサートです。島津さんの公式サイトを見ると、コンサート(大小いろいろ)のスケジュールがびっしり詰まっています。年間におよそ100本近いステージをこなしており、特に秋の全国ツアーや特別企画ライブなどは大規模な会場で開催されることもあります。チケット収入だけでなく、グッズ販売などによる収益も見込めるため、収入全体の中でも大きな割合を占めていると考えられます。
演歌歌手の1回の公演のギャラの相場は、新人が10～20万円、中堅・ベテランが20万～50万円、大物歌手が50万～100万円です。島津さんは紅白歌合戦に通算6回も出場した有名歌手ですので、1回の公演で50万円以上と予想されます。2023年度には約27回公演を行っているので、公演での収入が年間1350万円～2700万円程あると想定できます。
また、2023年には「島津亜矢 IMPERIAL YEAR-END DINNER SHOW 2023」のディナーショーを東京都の帝国ホテルで開催しました。料金は1名様42,000円で、最大600名収容可能な会場でした。
次に、CDや配信楽曲の売上からの印税収入も重要な収入源です。特に、カバーアルバムシリーズ「SINGER」などが人気を集めています。1986年の初シングル発売から、2023年まで毎年のようにリリースを続けており、楽曲関連の収入は年間約400万円と推定されます。さらに、音源の配信やカラオケでの楽曲利用による印税収入も見逃せません。
テレビ出演も大きな収入源です。島津さんは音楽番組だけでなく、電車旅やバス旅の番組にも出演しています。特に近年はカラオケ番組でポップスを披露したりすることがあり、若い人にも認知されるようになりました。テレビ出演による収入は年間約500万円と推定されます。
そして、YouTubeからの収入もあります。島津さんは2020年3月から公式YouTubeチャンネル「島津亜矢【公式】歌怪獣チャンネル」を運営しており、2025年現在で約14万人の登録者がいます。約14万人の登録者数だと、YouTubeの収益は月65〜105万円ほどだと言われています。そのため島津さんは、YouTubeによる年収は780万〜1260万円ほどあると思われます。
島津さんは自身がプロデュースするブランドも立ち上げており、そこからの収入もあると考えられます。年収が3000万円を超えてくると税率は40%になるため、単純に計算すると島津さんの場合は約1200万円の税金を納めていることになります。一般的な家庭の年収を超える額を税金だけで納税していることになりますね。
島津亜矢は結婚してる?病気の噂や家族【長女・息子】に学歴や年収についても｜まとめ
今回は演歌歌手の島津亜矢さんについて、結婚や病気の噂、また家族構成（長女,息子）、その他にも学歴や年収について紹介しました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- 島津亜矢さんは、2025年現在も独身で、結婚相手はいません。2019年の紅白歌合戦のインタビューで、結婚相手がいないことを自ら告白しており、「今は歌手として幸せです」と語っています。結婚願望がないわけではないようですが、15歳でデビューして以来、歌に人生を捧げてきた島津さんにとって、現在の結婚相手は『歌』と言えるでしょう。
- 病気については、2016年に「急性声帯炎」を発症し、一部の公演が延期になったことがありますが、数日で復帰しています。また、同じ年に出身地の熊本で大地震が発生し、心労が重なったことから激ヤセしたこともありましたが、現在は健康で精力的に活動を続けています。
- 家族構成は、父親、母親、姉の4人家族です。「長女」や「息子」がいるという噂がありますが、これは誤解で、実際には4匹のトイプードルを「娘たち」と呼んでいることや、姉の子供を「うちの子」と表現することから生まれた噂です。人間の子供はいません。
- 学歴については、地元熊本県の中学校を卒業後、14歳で上京して作詞家の星野哲郎さんに弟子入りしています。高校や大学には進学していないと思われ、15歳でデビューして以来、演歌歌手として生きていくことを決意していました。
- 年収は推定3000万円ほどで、全盛期には5000万円以上稼いでいたとされています。コンサート、CD・配信の印税、テレビ出演、YouTubeなど多方面からの収入があり、年間約100本近いステージをこなす精力的な活動が収入を支えています。
幼少期から厳しい英才教育を受け、”演歌の申し子”として育った島津亜矢さん。現在は”歌怪獣”の異名で演歌だけでなくポップスや洋楽まで幅広く歌いこなし、世代を超えて愛される歌手として活躍を続けています。
これからも島津さんの圧倒的な歌唱力と、歌に対する情熱に注目していきたいですね。
