
「熱闘甲子園」や「報道ステーション」でお馴染みのヒロド歩美さん。その爽やかな笑顔と流暢な英語力で多くの視聴者を魅了していますよね。カタカナの苗字から「ハーフなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、ヒロド歩美さんの家族背景には興味深いストーリーが隠されています。曽祖父がオーストラリアで会社を起業した実業家であることや、お嬢様学校での教育、そして努力で身につけた英語力など、知れば知るほど魅力的な人物なんです。
今回は、ヒロド歩美さんの実家の秘密や国籍、華麗な学歴、そして驚きの年収まで、気になる情報を徹底的に調査してみました!
ヒロド歩美の実家はどんな家庭?
ヒロド歩美さんの実家について、まず注目すべきは曽祖父の存在です。曽祖父はオーストラリアに移住し、現地で羊毛会社を立ち上げた実業家だったそうです。
起業時に苗字を「廣戸」からカタカナの「ヒロド」に変更し、それ以降「ヒロド」という名前が続いています。
ヒロド歩美さんは兵庫県宝塚市出身で、ご両親は日本在住と思われます。
ご両親の職業については公開されていませんが、ヒロド歩美さんが小学校から高校まで関西屈指のお嬢様学校「小林聖心女子学院」に通っていたことから、実家は経済的に余裕のある家庭だったことが伺えます。

小林聖心女子学院は、兵庫県宝塚市にあるカトリック系聖心会のミッションスクールで、東京の聖心女子学院は上皇后美智子さまの出身校としても知られています。このような名門校に通えたこと自体が、実家の教育への熱心さと経済力を物語っていますね。
父親は日系3世のオーストラリア人で、母親は日本人です。お父さんと親交がある方によると、とても面白くて優しいお父さんとのことです。
ヒロド歩美の国籍は?
ヒロド歩美さんの国籍について、よく話題にあがるのが国籍。
父が日系3世のオーストラリア人、母が日本人という家庭に生まれています。血筋的には純粋な日本人ですが、国籍に関しては特殊な状況となっています。
曽祖父がオーストラリアに移住して永住権を獲得し、祖父、父と代々オーストラリア国籍を持つ日系オーストラリア人として育ってきました。そのため、ヒロド歩美さんは誕生時点では父のオーストラリア国籍と母の日本国籍の「二重国籍」でした。
ただし、日本の国籍法では22歳までにどちらかの国籍を選択する必要があります。一部の情報では、父系優先血統主義に基づいてオーストラリア国籍を選択したとされていますが、別の情報源では日本国籍を選択したとも言われており、正確な情報は公表されていません。

いずれにしても、ヒロド歩美さんの本名は「ヒロド・ビクトリア・歩美」で、ミドルネームの「ビクトリア」は英語の「Victory(勝利)」の語源にもなっている名前です。
ヒロド歩美の学歴
ヒロド歩美の出身中学はどこ?
ヒロド歩美さんの出身中学校は、私立の女子校である小林聖心女子学院中学校です。この学校は小中高一貫教育を実施しているため、小学校から内部進学で進んでいます。

中学時代はバレーボール部に在籍していました。さらに部活動と並行して、中学2年生まで小学生の頃から続けていたヨット競技にも取り組んでいました。当初はヨット競技で五輪を目指していた時期もあったそうで、文武両道の学生生活を送っていたことが分かります。
ヒロド歩美の出身高校はどこ?
ヒロド歩美さんの出身高校は、私立の女子校である小林(おばやし)聖心女子学院高校です。この高校は1923年開校のカトリック系ミッションスクールで、地元では古くから「お嬢様学校」として知られています。

高校時代もバレーボール部で活動していましたが、特筆すべきは英語力の向上。
「ヒロド」という名前から「英語ができるはず」と思われることがコンプレックスだったヒロド歩美さんは、高校時代に英語を猛勉強したそうです。その結果、英語のスピーチコンテストで近畿大会優勝、全国大会3位という素晴らしい成績を残しています。
ヒロド歩美の出身大学はどこ?
ヒロド歩美さんは高校卒業後、早稲田大学国際教養学部に進学しました。
偏差値68という難関学部で、英語で授業が行われるなど英語力が重視される学部です。一般受験ではなくAO入試での合格でした。

この学部を選んだ理由について、ヒロド歩美さん自身が「最低でも1年、海外留学できること」と語っています。学部がオーストラリアのメルボルン大と留学提携していることを知り、第一志望は揺るがなかったそうです。
大学時代の活躍も目覚ましく、1年時の2010年には早稲田祭「早稲田コレクション2010」のファイナリストに選ばれました。

また、3年時の2012年にはミス・ユニバース・ジャパン千葉大会でベストパーソナリティ賞を受賞しています(これらは「廣戸歩美」名義での活動)。さらに1年から3年時にかけて『学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!』(テレビ朝日)に出演していました。
そして大学2年生の時には、念願だった1年間のオーストラリア留学を実現しています。これが後の英語力向上に大きく貢献することになりました。
ヒロド歩美の英語力の秘密は?
ヒロド歩美さんの英語力は現在、上級レベルと評価されています(一説ではTOEIC950点以上とも噂されています)。英語でのインタビューや司会も堂々とこなし、プロゴルファーや野球選手との英語インタビューも自然にこなしています。

しかし、実は小さい頃から英語がペラペラだったわけではありません。小学2年生の時に父の仕事で約9ヶ月オーストラリアで生活しましたが、当時は英語が全く話せず、日本人がいない環境で過ごしたことで基礎が身についた程度だったそうです。

カタカナの名前から「ハーフなら英語が話せるはず」と思われることがコンプレックスになり、それを克服するために猛勉強を始めたそうです。小林聖心女子学院では小学校から英語の授業があり、英語教育に力を入れていたことも大きなプラスになりました。
高校時代には英語のスピーチコンテストで全国3位に入賞。そして大学2年時の1年間のメルボルン大学留学で、さらに飛躍的に英語力が向上しました。現在では、英語で「六甲おろし」を歌えることが特技になっています。
2015年には「2015 WBSC U-18ワールドカップ」の閉会式・表彰式で、日本語と英語を交えながら司会を務めるなど、プロフェッショナルな場面でも英語を活用しています。最近では大谷翔平選手やムーキー・ベッツ選手など、海外トップ選手とも英語で自然に会話する実力を発揮しています。
U-18野球ワールドカップの閉会式の司会をされていた方が、めっちゃ声が通っていて、しかもバイリンガルで日本語と英語両方を流暢に話していて、ずっと気になっていたのですが、調べたらABCのヒロド歩美アナウンサーだったようです。やっぱりプロは違いますね。
— THP☆高校野球・甲子園 (@thp_koshien) September 8, 2015
ヒロド歩美の年収はいくら?
ヒロド歩美さんは2023年3月に朝日放送テレビ(ABC)を退社し、同年4月からフリーアナウンサーとして活動しています。フリー転向後は個人事務所を設立し、大手芸能事務所には所属していません。
朝日放送在籍時の年収は、推定で800万円から900万円程度とされていました。
しかし、フリー転向後の年収は大幅に増加し、なんと1億円を超えていると予想されています。
その内訳として、まず『報道ステーション』のスポーツキャスターとしての出演料が大きな柱となっています。1回の出演料は約30万円とされ、週5回の出演で年間約7,500万円の収入が見込まれます。

さらに、『熱闘甲子園』や『芸能人格付けチェック』などのレギュラー番組への出演、CM出演(1本あたり約2,000万円と推定)、企業イベントや講演会への出演(1回約100万円)なども加わります。これらを合計すると、年収は1億円から1億4000万円程度になると試算されているわけです。
一部では、フリー転向直後に「年収2億円」という報道もありましたが、これは少し誇張された可能性があります。ただし、ローカル局出身のフリーアナウンサーがキー局の看板番組にレギュラー出演するのは異例の抜擢で、それだけヒロド歩美さんの実力と人気が高く評価されている証拠と言えるでしょう。
また、ヒロド歩美さんは単にアナウンサーとしての活動だけでなく、将来的には「就活生を応援する事業」を立ち上げることも構想しているそうです。在職中から就職活動中の大学生向けのイベント運営に従事しており、この夢を実現するためにフリーになったという側面もあるようです。
ヒロド歩美の実家がすごい!国籍や高校などの学歴・英語力や年収についても|まとめ
今回は、ヒロド歩美さんの実家や国籍、高校などの学歴や、抜群の英語力の理由、気になる年収について調査しました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- ヒロド歩美さんは曽祖父がオーストラリアに移住した実業家。経済的にも比較的恵まれた家庭環境だったのか、小林聖心女子学院中学・高校から早稲田大学国際教養学部に進学。中学から大学まで、すべて私立校に進学されました。
- 国籍については、お父様が日系3世のオーストラリア人のため、誕生時は日本とオーストラリア両国の国籍をもつ「二重国籍」状態でした。現在ではオーストラリア国籍のみという情報もありますが、正確なところは分かっていません。
- 外国人選手ともネイティブレベルの英語でインタビューを交わす英語力は、学生時代の努力のたまもの。「ヒロドという片仮名の苗字なら英語もできるはず」という周囲の視線を糧に、猛勉強をしたのだそうです。
- 年収については、朝日放送テレビ(ABC)在籍時が800万~900万円前後。フリーに転向した現在では、1億円から1億4000万円程度ともいわれています。
小林聖心女子学院から早稲田大学国際教養学部という華麗な学歴、そして英語スピーチコンテスト全国3位という実績。さらに「熱闘甲子園」で培った高校野球への愛情と、『報道ステーション』での活躍。
ヒロド歩美さんのこれからの活躍がますます楽しみです。将来的には就活支援事業も立ち上げるという夢も持っており、アナウンサーとしての枠を超えた活動にも期待が高まりますね。

