2025年春のNHK朝ドラ「あんぱん」で北村匠海さんの弟役を熱演し、大きな注目を集めている中沢元紀さん。183cmの高身長に爽やかなルックス、そして確かな演技力で、飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優として期待されています。
そんな中沢さんについて「どんな家庭で育ったの?」「弟がバレーボール選手って本当?」「大学はどこに通っていた?」「デビューのきっかけは?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
今回は、中沢元紀さんの家族構成から学歴、そして俳優を目指すことになったきっかけまで、気になる情報を詳しくご紹介していきます！
中沢元紀の親はどんな人？
中沢元紀さんは、教育一家で育ったことで知られています。家族構成は父・母・姉・本人・弟の5人家族と推測されます。
中沢元紀の父親はどんな人？
中沢さんの父親は教師をしています。
これは中沢さん自身がラジオ番組やインタビューで複数回にわたって公表している情報です。
2024年のJ-WAVEのラジオ番組『J-WAVE SELECTION』で、SHELLYさんとの対談中に「父親が先生をやっていて、でも厳しいと思ったことはそんなになく、優しかったですね」と語っていました。
教師の家庭というと厳しいイメージがありますが、中沢さんの父親はスパルタ教育ではなく、子供の夢を応援するスタイルだったようです。中沢さんが過去に「警察官や先生になりたい」という夢を持っていたこともあるそうで、父親は尊敬できる存在だったのかもしれませんね。
さらに、母方の祖父も校長先生をしていたという情報もあり、まさに教育者の家系です。
具体的な勤務先などは公表されていませんが、地元の茨城県内の学校で教鞭をとっていた可能性が高いでしょう。
父親の温かさやサポートが、中沢さんの穏やかな人柄や誠実さにつながっているのかもしれません。
中沢元紀の母親はどんな人？
中沢さんの母親は一般の方のため、顔画像や年齢など詳しいプロフィールは公表されていません。
ただし、ラジオ番組では「母親からは『世のため人のためになる仕事に就きなさい』ってずっと言われていました。それが頭の中にずっとありますね」と語っていました。お母様の実直なお人柄や教育方針が垣間見えるエピソードですね。
また、お母様は環境意識の高い方だったそうです。中沢さんは同じラジオ番組で、「ゴミの分別や、使わなくなった服を切ってタオルにして再利用、シャンプーやトリートメントは詰め替え用を買ったり、そういうものでゴミを減らすこと」を母親が実践していたと語っています。今でいうSDGsへの取り組みですね。
こうした母親の姿勢を見て育った中沢さん自身も、フードロスを意識した料理や環境への配慮を実践しているそうです。
料理が趣味の中沢さんがInstagramに「#中沢飯」として自作の料理をよく投稿していますが、これも母親から料理のいろはを教わった成果かもしれませんね。
中沢元紀の弟はバレーボール選手なの？
中沢元紀さんには弟がいるという情報があり、その弟が筑波大学のバレーボール選手・中西健裕さんではないかと噂されています。この噂について詳しく見ていきましょう。
中西健裕さんは、筑波大学男子バレーボール部に所属する身長180cmのセッターです。土浦日本大学高等学校出身で、2002年9月9日生まれ。2000年2月20日生まれの中沢さんとは約2歳半の年齢差で、兄弟なら3学年差になります。
『中沢元紀さんの弟＝中西健裕選手』説が広まった背景には、お二人にいくつかの共通点が見受けられることにありました。
- 中西選手の出身地は茨城県（土浦日本大学高校出身）で、中沢さんも茨城県出身
- 身長が高い（中沢さん183cm、中西選手180cm）
- TikTokに「俳優・中沢元紀くん弟です」と投稿された動画があった
- 中沢さんが中西選手の試合会場に応援に来ていたという目撃情報
- 書籍「VOLLEYBALL HEROES 2024」で「次世代のTeam Japanを担うのは彼らだ！」の特集に載っている期待の選手
さらに、2024年11月には中西選手が日本製鉄堺ブレイザーズへの加入が決定し、中沢元紀さんとほぼ同じタイミングでメディアへの露出が増えたことも、お二人が兄弟という噂に拍車をかけたようです。
ただし、気になるのは苗字の違いです。
中沢元紀さんが芸名を使用している可能性も考えられるものの、「中沢」と「中西」と決定的に異なります。
中沢さんも中西選手も、メディアや公式の場で兄弟関係を公表したことは一度もありません。あくまでネット上の噂や目撃情報が根拠となっており、現時点で信頼できる公的な証拠や公式な情報源は確認できていません。
今後、メディアでのインタビューや出演を通じて、弟についてのエピソードが明かされる日が来るかもしれませんね。
なお、中沢さんにはお姉さんがいることは確実です。お姉さんは書道教室を開いており、中沢さんのInstagramには姉が書いた作品がいくつか投稿されています。
2023年12月31日の投稿には「#姉の書道教室」「印も姉作」というハッシュタグがつけられており、姉との仲の良さがうかがえます。
中沢元紀の出身大学はどこ？
中沢元紀さんは、大学に関する情報を公表していません。
調査した結果、大学には進学せず、俳優業に専念している可能性が非常に高いと考えられます。
その理由をいくつか見ていきましょう。
中沢さんは2000年2月20日生まれなので、一般的な学年進行に従うと、2018年4月に大学に入学し、2022年3月に卒業する年齢にあたります。しかし、2021年に小栗旬さんの所属事務所「トライストーン・エンタテイメント」に自ら履歴書を送り、正式に所属することになりました。
事務所に所属後は、俳優養成所「トライストーン・アクティングラボ」で本格的に演技のレッスンを受けていました。この養成所は、大学の演劇学科のようなアカデミックな学習ではなく、実践的な俳優訓練を中心に行う場です。
約3年間のレッスン生時代を経て、2022年にWEB CMドラマ「メゾンハーゲンダッツ～8つのしあわせストーリー～」で俳優デビューを果たしています。このタイムラインを考えると、大学に通いながら俳優活動をしていたとは考えにくいわけです。
中沢さんのInstagram投稿にも「こうして活動できている環境と、いつも支えてくださるマネージャーさんや家族、刺激をくれる仲間、講師の先生、未熟な僕を応援してくださる皆さんに感謝です」という言葉がでてきます。
この「講師の先生」が大学関連の先生を指していれば大学に進学している可能性もありますが、養成所での演技講師を指している可能性の方が高いのではないでしょうか。
大学進学という一般的なルートを選ばずに、養成所でのレッスンとオーディションを通じて実力を磨き、現在の地位を築いた中沢さん。その地道な努力と堅実なキャリア形成は、学歴だけでなく自分の意志で道を切り開く素晴らしい例だと言えますね。
なお、高校については、宮城県仙台市の高校に通っていた可能性が高いとされています。SNSに「2年ぶりに帰った仙台」という投稿があることから推測されますが、具体的な学校名は公表されていません。
中学校は茨城県内の公立中学校に通っていたと考えられます。
「久しぶりに実家に帰りました」「中学生まで住んでいたところ」という投稿から、中学時代は茨城で過ごしていたことがわかります。
中沢元紀のデビューのきっかけは？
中沢元紀さんが俳優を志すようになったきっかけは、小栗旬さんの作品に感銘を受けたことでした。
中沢さんは幼い頃から様々な職業に興味を持っていたそうです。警察官や教師（父親と同じ職業）など、いろいろな夢を持っていました。しかし、ある時「俳優になれば多くの職業を演じることができる」という点に魅力を感じ、この道を志すようになったのだとか。
高校時代から俳優になることを本格的に考え始めた中沢さんは、17歳の頃に行動を起こします。2021年、中沢さんは小栗旬さんが代表取締役社長を務める「トライストーン・エンタテイメント」に、自ら履歴書を送りました。
スカウトではなく、自分から積極的に行動したこの姿勢と行動力が素晴らしいですよね！
事務所からの即時所属とはならなかったものの、レッスン生として努力を続けることになりました
約3年間、俳優養成所「トライストーン・アクティングラボ」でレッスンを受け、2022年についにデビューのチャンスが訪れます。
2022年1月配信のWEB CMドラマ「メゾンハーゲンダッツ～8つのしあわせストーリー～」が中沢さんの俳優デビュー作となりました。この作品では、元欅坂46の平手友梨奈さんと共演しています。
ハーゲンダッツのCMは毎回ストーリー性が高く作られていることで知られていますが、この作品での中沢さんの演技が注目を集め、その瑞々しい存在感が話題になりました。
デビュー作でありながら、そのナチュラルな演技が評価され、その後の連続ドラマや映画出演への扉が開かれていくことになります。
デビュー後の活躍は目覚ましく、2022年4月にはテレビドラマ『ナンバMG5』で連続ドラマデビュー。2023年9月には映画『沈黙の艦隊』で映画初出演を果たしています。
そして2023年10月期のTBS系日曜劇場『下剋上球児』でエースピッチャー・犬塚翔を演じ、大きな注目を集めました。この役で中沢さんの知名度は一気に上昇しました。
2024年7月期には、テレビ東京系ドラマNEXT『ひだまりが聴こえる』で小林虎之介さんとW主演を務め、テレビドラマ初主演を果たしています。
そして2025年、NHK連続テレビ小説『あんぱん』で朝ドラ初出演。北村匠海さん演じる主人公の弟・柳井千尋役を演じ、期待の若手俳優として注目を集めています。
中沢さんは、小栗旬さんについて「憧れの俳優」として挙げており、「事務所の大先輩である小栗旬さんが俳優を志したきっかけの人物」と述べています。実際に小栗さんに会った際には、「彼のオーラや華に圧倒された」と感じ、「彼を超えていく必要がある」という強い意志を持っていることを語っています。
自ら行動し、夢をつかんだ中沢さんの姿勢には、多くの人が勇気をもらえるのではないでしょうか。
中沢元紀の親と弟はだれ？大学やデビューのきっかけについても｜まとめ
今回は、注目の若手俳優・中沢元紀さんの親や弟は誰なのか。家族や学歴、デビューのきっかけについて詳しく見てきました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- 中沢元紀の父親は教師で、優しく子供の夢を応援するスタイルのお父様だったようです。母親は一般の方で、「世のため人のためになる仕事を」という教育方針でした。また、お姉さんは書道教室の先生をしていて、中沢さんも毛筆での書初めなどをSNSに投稿しています。
- 中沢元紀の弟がバレーボール選手の中西健裕さんという噂がありますが、公式にこれを認めた情報はありません。お二人の苗字が似ていたことや、出身地が同じ茨城県という事実が、”兄弟説”が広まる一因になってしまったようです。
- 中沢元紀の学歴に関しては、中学校は茨城県内の公立中学校を、高校は宮城県仙台市の高校に進学されたもようです。卒業後は大学等には進学せず、俳優養成所に入所したようです。
- 中沢元紀のデビューのきっかけは、小栗旬さんの作品に感銘を受けて俳優を目指したことでした。17歳の時に自ら履歴書を送って「トライストーン・エンタテイメント」に所属。約3年間のレッスン生時代を経て2022年デビューしました。デビュー作は「メゾンハーゲンダッツ～8つのしあわせストーリー～」でした。
教育者の家庭で育ち、礼儀正しさや落ち着いた人柄が魅力の中沢元紀さん。姉との仲の良さや、母親から教わった価値観、父親の穏やかな教育姿勢など、家庭の温かさが随所に感じられますねには、大きな勇気をもらえますね。
デビューからわずか3年で、朝ドラ出演を果たすまでに成長した中沢さん。
今後も家族の応援を力に、さらなる活躍が期待されますね。
