個性的な演技と独特の存在感で、映画やドラマに欠かせない俳優となった大森南朋さん。NHKドラマ『ハゲタカ』での熱演や、『私の家政夫ナギサさん』での優しい家政夫役など、幅広い役柄をこなす演技派として知られています。今回は、そんな大森南朋さんの結婚生活や国籍にまつわる噂、学歴について詳しくご紹介していきます。
大森南朋の結婚歴は？小野ゆり子とは再婚なの？
大森南朋がパパに✨妻・小野ゆり子が第1子出産【連名コメントあり】https://t.co/zcUmEZcRPZ
— オリコンニュース (@oricon) May 14, 2019
💐2人は2012年3月14日に結婚。双方の所属事務所の公式サイトで「かけがえのない喜びと感じております。同時に親としての責任を感じております」と思いをつづった。 #大森南朋 #小野ゆり子 pic.twitter.com/o054m3L4ko
大森南朋さんは、2012年3月14日に女優の小野ゆり子さんとご結婚されています。当時、大森さんは40歳で小野さんは22歳という、18歳の年齢差が話題となりました。
お二人の出会いは、小野さんがアルバイトをしていたバーに大森さんが訪れたことがきっかけでした。大森さんは友人のシンガーソングライター・斉藤和義さんにも小野さんを紹介し、交際当初から「結婚しようと思っている」と周囲に話していたそうです。
交際期間はわずか約半年ほどでしたが、大森さんは最初から運命を感じていたようですね。2024年2月に放送された『おしゃれクリップ』では、結婚12年を迎えた夫婦の絆が紹介されました。番組内で小野さんからのサプライズメッセージが読まれ、「ずっと変わらない思いやりと面白すぎる一面とポジティブさに救われて、早もうすぐ12年です」という言葉に、大森さんは照れ笑いを浮かべていました。
2019年には第一子が誕生し、現在は3人家族として温かい家庭を築いています。大森さんは「体調管理のケアをしてくれるし、一緒にいてくれると心強い」と妻への感謝を語るなど、お互いを支え合う素敵な夫婦関係を続けていらっしゃいます。
大森南朋の国籍は韓国なの？
インターネット上で「大森南朋 韓国」というキーワードが検索されることがあり、国籍について疑問を持つ方もいるようです。しかし、大森南朋さんの国籍は日本であり、韓国籍という情報は事実ではありません。
この誤解が生まれた主な理由は、2019年に放送されたドラマ『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』にあります。このドラマは韓国の人気ドラマのリメイク作品で、大森さんが主演を務めました。原作が韓国で最高視聴率25.5%を記録した大ヒット作だったため、作品紹介の際に「韓国」というキーワードが頻繁に登場したことで、大森さん自身が韓国と結びつけられてしまったようです。
大森さんは1972年に東京都杉並区で生まれました。父親は有名な俳優・舞踏家の麿赤兒さん、お兄さんは映画監督の大森立嗣さんという芸能一家で育ちました。「大森南朋」というお名前は本名で、祖父が第二次世界大戦中に南の島で戦死したことから、父・麿赤兒さんが「南」の「友=朋」という意味を込めて名付けたそうです。
大森南朋は”事件”に遭ったの？
「大森南朋 事件」というキーワードで検索する方がいるようですが、大森さん自身がスキャンダルや事件に関わったという事実はありません。プライベートでのトラブルや不祥事とは無縁の方で、俳優業に真摯に向き合ってこられた方です。
この検索キーワードが出てくる理由として考えられるのは、やはり前述のドラマ『サイン-法医学者 柚木貴志の事件-』のタイトルに「事件」という言葉が含まれていることが大きいでしょう。また、大森さんは数々の作品でクセの強い役や複雑な人物を演じることが多く、その印象的な演技力が「事件」というイメージと結びついた可能性もあります。
実際には、大森さんは家族を大切にし、俳優としての仕事に誠実に取り組んでいる俳優さんです。妻の小野ゆり子さんや子供との時間を何よりも大切にしている様子が、様々なインタビューから伝わってきます。
大森南朋の学歴
大森南朋の出身高校はどこ？
大森南朋さんの出身高校については、公式な発表がなく、確定的な情報はありません。一部のメディアでは東京都三鷹市にある大成高校が有力とされていますが、これも確証のある情報ではないようです。
高校時代の大森さんは、音楽にどっぷりとハマっていました。高校1年生の時にギターを購入し、そこからバンド活動に熱中するようになったそうです。毎週のようにスタジオに入り、仲間たちと本格的な音楽活動を続けていたそうです。
中学1年生の頃に「ベストヒットUSA」や「MTV」といった音楽番組で洋楽に出会い、その魅力に引き込まれていったという大森さん。高校時代はちょうどバンドブームが終わった時期だったため、周囲からは冷ややかな目で見られることもあったようですが、本人は「学校に行くのが好きでたまらなかった」と語っています。
音楽活動に夢中だった一方で、読書家としても知られており、高校時代から多くの本を読んでいたそうです。当時の夢は俳優ではなく、ミュージシャンになることでした。
大森南朋の出身大学はどこ？
大森南朋さんは明治大学文学部を卒業しています。
明治大学文学部の偏差値は60〜63程度とされており、かなりの学力が必要な大学です。
大学時代も高校から続くバンド活動を継続し、20歳頃には作曲も手がけるようになっていました。音楽への情熱は大学に入っても変わることなく、むしろより本格的に取り組んでいたようです。
大学4年生の時、大森さんの人生に大きな転機が訪れます。父・麿赤兒さんのマネージャーから「俳優を目指してみないか」と誘われ、オーディションを受けることになったそうです。当時はまだ本気で俳優を目指していたわけではなく、半ば興味本位での参加だったといいます。
1993年、大学在学中に映画『サザンウィンズ日本編 トウキョウゲーム』でデビューを果たしました。しかし、役名もない端役からのスタートで、長い下積み時代が続きます。大森さん自身も「下っ端だったころはとにかくよく怒られた」と当時を振り返っています。
大学卒業後は就職せず、音楽活動と俳優業を並行して続けました。29歳の時に俳優の仕事が増えてきたことでバンドを解散し、俳優一本に絞ることを決断。そして30代半ばに出演したNHKドラマ『ハゲタカ』(2007年)で主演を務め、ついにブレイクを果たしました。
大森南朋の結婚歴は？国籍や事件・大学や高校など学歴も調査｜まとめ
今回は俳優の大森南朋さんについて、その結婚歴や国籍、”事件”の噂や、出身高校・大学などの学歴について調査しました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- 大森南朋さんは、2012年に女優の小野ゆり子さんと結婚され、現在は一児の父として家庭を大切にしながら俳優活動を続けています。18歳という年齢差を感じさせない、お互いを尊重し合う素敵な夫婦関係を築いておられます。
- 国籍については日本であり、韓国籍という噂は韓国ドラマのリメイク作品に出演したことによる誤解です。また、事件やスキャンダルとも無縁で、真面目に俳優業に取り組んでこられた方です。
- 学歴については、明治大学文学部を卒業されており、高校・大学時代はバンド活動に熱中していました。ミュージシャンを夢見ていた若き日から、父のマネージャーに誘われて俳優の道へ。長い下積みを経て、30代半ばでようやく脚光を浴びた遅咲きの俳優です。
音楽で培った表現力と、苦労を重ねて磨いた演技力。そして家族への深い愛情。これらすべてが大森南朋さんという唯一無二の俳優を形作っているのでしょう。これからも、その独特の存在感で私たちを魅了し続けてくれることを期待したいですね。
