
元乃木坂46のメンバーで、現在は女優として活躍している深川麻衣さん。「聖母」と呼ばれるほどの穏やかな人柄と確かな演技力で、多くのファンから愛されています。
今回は、そんな深川麻衣さんの実家や家族構成、現在の活動、そして気になる乃木坂46卒業の理由について詳しくご紹介していきます。
深川麻衣の実家はどんな家庭?
深川麻衣さんの実家は、静岡県磐田市にあります。
家族構成は父親、母親、2歳年上のお兄さん、そして深川さんの4人家族です。

実家ではモモという名前の犬とぴーちゃんという名前のコザクラインコも飼っており、動物が大好きな温かいご家庭で育ちました。
深川さんの実家について、ネット上では「お寺ではないか」という噂が流れています。これは母方の祖父がお寺の住職をしているという情報から広まったようです。実際、深川さん自身も乃木坂46時代のコンサートMCで、祖父がお寺の住職であることを話していました。
ただし、両親がお寺を営んでいるという情報はなく、母方の実家がお寺である可能性が高いとされています。

深川さんの母方の祖父が住職を務めており、その祖父は深川さんの名付け親でもあります。ご両親が「麻衣」という名前の響きを決め、祖父が漢字を選んだという心温まるエピソードが残っています。
父親は釣りやサーフィンが趣味で、深川さんが幼い頃は一緒に出かけていたそうです。また、深川さんが小学3年生の頃、モーニング娘。のファンだった深川さんにおねだりされてCDを買ってあげたエピソードもあり、娘想いの優しいお父さんであることが分かります。
母親はトールペイントの教室を開いており、木製品に絵を描く技法を教えていました。また、絵の教室を運営したり、大きな木工の棚などを作るほど物作りが好きな方だったそうです。深川さんは「実家には、お母さんが作った家具が溢れています」と語っており、このクリエイティブな環境が深川さんの芸術的な才能を育んだと言えるでしょう。
2歳年上のお兄さんとも仲が良く、幼少期にはマリオカートで一緒に遊んでいたそうです。現在でも母親、お兄さん、深川さんの3人で旅行に行くなど、良好な関係が続いています。
深川麻衣は現在は何をしているの?
深川麻衣さんは、乃木坂46卒業後の2016年9月に芸能事務所テンカラットへ移籍し、女優として本格的に活動を開始しました。
2018年公開の映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で映画初主演を果たし、第10回TAMA映画賞で最優秀新進女優賞を受賞するという快挙を成し遂げました。2019年にはNHK連続テレビ小説『まんぷく』に出演し、朝ドラデビューを飾っています。
その後も、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』、テレビ朝日系『特捜9』シリーズ(2022年〜2024年)、2024年のドラマ『アイのない恋人たち』など、数多くの作品に出演しています。2025年には映画『嗤う蟲』『ぶぶ漬けどうどす』で主演を務めるなど、女優としてのキャリアを着実に積み重ねています。
また、2023年7月11日には出身地である静岡県磐田市の「静岡いわたPR大使」に就任し、故郷の魅力を発信する活動も行っています。
深川麻衣の乃木坂46の本当の卒業理由は何だったの?
深川麻衣さんが乃木坂46を卒業したのは2016年6月16日のことです。卒業発表は同年1月7日に行われ、ファンやメンバーに大きな衝撃を与えました。
深川さんは当時、乃木坂46に対して「恵まれた環境で不満もなく、学生生活と同じ第二の青春だった」と語っています。しかし、「これから過ぎ去っていく時間をどのように使うべきか」を考えた際、乃木坂46以外の活動に費やすべきだという結論に達したそうです。

決して第66回NHK紅白歌合戦に出場できたから辞めたわけではなく、25歳という人生の節目で新しいチャレンジをしたいという前向きな理由でした。
インタビューでは「ずっとグループにいるわけにはいかないので、これから先、自分は何をしていきたいのか、どんなことが好きなのかということを考えるようになり、お芝居のことをもっと勉強していきたいという気持ちが強くなっていきました」と、演技への情熱を語っています(webザテレビジョン)。
乃木坂46時代、グループ内で最年長メンバーだった深川さんは、自分より7、8歳以上若いメンバーもいる環境の中で、自然と今後のことをイメージし始めたようです。同じく年齢が近かった橋本奈々未さんとは卒業後の話をよくしていたそうで、卒業を報告した際には「やっと決めたんだね」という反応だったと振り返っています。
深川麻衣の本名はどんな名前?
深川麻衣さんの名前は「深川麻衣(ふかがわ まい)」で、これが本名だといわれています。芸名ではありません。
この名前には素敵なエピソードがあります。ご両親が「まい」という名前の響きを先に考え、その後、母方の祖父である住職が「麻衣」という漢字を選んだそうです。家族みんなが深川さんの誕生を喜び、大切に名付けたことが伝わってくる心温まる話ですね。

昔は、お寺の住職に子供の名前を付けてもらうと徳のある人に育つと言われていたそうです。実際、深川さんは乃木坂46時代に「聖母」と呼ばれるほどの優しい性格の持ち主として知られており、メンバーやファンから深く愛されていました。
愛称は「まいまい」で、これは乃木坂46のオーディション時に仲良くなった白石麻衣さんが「譲ってくれて」つけたものだそうです。同じ「麻衣」という名前でしたが、白石さんが「まいやん」、深川さんが「まいまい」と呼ばれるようになり、今でもファンの間で親しまれています。
深川麻衣の学歴は?
それでは、深川麻衣さんの学歴について、出身校ごとに詳しく見ていきましょう。
深川麻衣の出身中学はどこ?
深川麻衣さんの出身中学校は、磐田市立福田中学校です。「福田」と書いて「ふくで」と読みます。2004年4月に入学し、2007年3月に卒業しました。

中学時代は、小学生の頃から得意だった絵を活かすために美術部に所属していました。また、この頃からファッション雑誌を読み始めたことをきっかけに芸能関係の仕事に興味を持ち始めたそうです。
中学生時代に母校で『WATER BOYS2』の撮影が行われた際、それを見学して「こうやってドラマが出来上がっていくんだ!」と感動したエピソードがあります。この経験が、後の芸能界への道を歩むきっかけの一つとなりました。
深川麻衣の出身高校はどこ?
深川麻衣さんの出身高校は、静岡県立浜松江之島高等学校の芸術科です。本人から正式な公表はありませんが、複数の情報源から可能性が非常に高いとされています。

芸術科では、得意な絵を専門的に学ぶために油絵や日本画、デザインを専攻していました。当初はイラストレーターになることが夢だったそうです。
また、高校1年生の時から、静岡県浜松市のタレント養成スクール「ヒーローズアカデミー」に通い始め、歌やダンスのレッスンを受けていました。芸術科での学びと並行して芸能のレッスンを受けるという多忙な高校生活を送っており、この時期が表現者としての土台を作る重要な時間だったといえるでしょう。
深川麻衣の出身大学はどこ?
深川麻衣さんは大学には進学していません。高校卒業後は、手に職をつけるため、愛知県名古屋市にある名古屋ファッション専門学校に進学しました。2年制の課程で、ファッション流通科だったのではないかと推測されています。
専門学校在学中の2010年には、LOWRYS FARMが主催する「kawaii EXPO 2010」のモデルオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとして活動を開始しました。また、『名古屋美少女図鑑』や『別冊振袖美少女図鑑』などにもモデルとして掲載されていました。
名古屋美少女図鑑のまいまい(≧∇≦) pic.twitter.com/DIwznF5MAh
— 深川麻衣♥️恭介 (@hukagawa_nisino) September 16, 2013
専門学校を卒業後、深川さんは芸能界を目指すことを決意します。母親に相談したところ、「期限を決めて頑張りなさい」「1年やってみてダメだったら帰ってきなさい。ただし、お金は自分で貯めなさい。引き際も自分で決めておきなさい」と言われ、自分で生活費を稼ぐ条件のもと芸能界を目指すことが認められました。
名古屋で2年間暮らした後、2011年4月に上京。アルバイトをしながら様々なオーディションを受け、同年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格し、芸能界入りを果たしました。オーディションではaikoの「KissHug」を歌ったそうです。
深川麻衣の実家がすごい!現在や卒業理由・本名や学歴についても|まとめ
今回は、深川麻衣さんの実家や家族、現在の活動、乃木坂46卒業の理由、本名、そして学歴について詳しくご紹介しました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- 静岡県磐田市で温かい家庭に育った深川さんは、母親のトールペイント教室や芸術科での学びを通じて、芸術的な才能を磨いてきました。
- 深川さんはご本名の「麻衣」というお名前で芸能活動をしていると考えられます。母方の祖父である住職が名付けた「麻衣」という名前には、家族の深い愛情が込められています。
- 乃木坂46では「聖母」と呼ばれるほどの優しい人柄で多くの人々から愛され、卒業後は女優として着実にキャリアを積み上げています。2025年現在も、映画やドラマで主演を務めるなど、第一線で活躍中です。
- 乃木坂46を卒業した理由は、25歳という人生の節目で、これから先の時間を演技の勉強に費やしたいという前向きな決断でした。
乃木坂46を卒業後も着々と出演作を増やしている深川さん。今では実力派女優として確固たる地位を築いています。
今後の活躍にも、ぜひ注目していきたいですね。
