2024年のM-1グランプリで準優勝を果たし、一躍注目を集めたお笑いコンビ「バッテリィズ」。中でもツッコミ担当のエースさんは、そのキャラクターと愛すべきアホエピソードで多くの視聴者の心を掴みました。今回は、エースさんの家族や学歴、そして西成で育った実家の環境について詳しくご紹介していきます。
バッテリィズのエースの父親はどんな人?
エースさんのお父様は、58歳とアラ還ながら金髪メッシュに皮ジャン、黒縁メガネというイケイケな風貌の持ち主で、テレビ番組に登場した際には「イケオジ」として大きな話題になりました。エースさんのお父様のお名前は光則さんといい、現在は会社員。以前はお好み焼き店を経営していたそうです。
お父様は草野球でピッチャーをされていた経験があり、その影響でエースさんも小学1年生から少年野球を始めました。幼い頃のエースさんに対しては野球のコーチとして厳しく指導され、雨でグラウンドコンディションが悪い中でも金網を背にして逃げ場のない状態での特訓を行うなど、スパルタな一面もあったといいます。
テレビ番組の密着企画では、エースさんと食事をしながら「普段あまり褒めない」という性格が明かされました。しかしM-1グランプリで令和ロマンを抜いて決勝進出した際には、「初めて『すごい』という言葉を使った」と息子を称賛。また「俺より先に死なないでほしい。これからは自分のためにやっていいけど、ちょっとだけ幸せをくれたらそれでいい」という温かい言葉をエースさんに送っています。
バッテリィズのエースの母親はどんな人?
エースさんのお母様は、スタイルが良く美人な方だったと言われています。性格はサバサバしており、「やってしまったことは仕方がない、忘れろ」といった前向きな言葉で息子を励ます優しい方でした。
お母様はエースさんが芸人として売れるかどうかをずっと心配されていたそうです。しかし、2023年に54歳という若さで亡くなりました。エースさんはM-1グランプリのアナザーストーリーで、お母様の晴れ着姿の写真を見ながら「何も見せられていない。見てくれていたら嬉しい」と涙を浮かべて語っていました。
エースさんは携帯の待ち受け画面をお母様とのツーショット写真にしており、漫才の衣装のポケットにはお母様のキーホルダーを入れているそうです。そのことからも、エースさんがどれほどお母様を大切に想っているかが伝わってきますね。
バッテリィズのエースの学歴は?
バッテリィズのエースの出身中学はどこ?
エースさんの出身中学校については、具体的な学校名は公表されていません。ただし、大阪市西成区出身であることから、西成区内の公立中学校のいずれかに通っていたものと考えられます。西成区には天下茶屋中学校、今宮中学校、成南中学校、鶴見橋中学校、玉出中学校、梅南中学校などがあります。
中学時代のエースさんは、ヤングリーグの「オール住之江」に所属して主にピッチャーとして活躍していました。中学3年生の時には全国大会でベスト4まで進出するという素晴らしい成績を収めています。野球選手の夢は諦めていたものの、野球が楽しかったため続けていたというエースさん。練習はサボることもあったそうですが、それでも全国レベルの実力を持っていたことが分かります。
バッテリィズのエースの出身高校はどこ?
エースさんの出身高校は、大阪府立泉尾高等学校です。この学校は偏差値37の公立高校で、2018年に大阪府立大正高校と統合され、現在は大阪府立大正白稜高等学校となっています。エースさんが卒業した泉尾高校自体は2020年3月で閉校となりました。
実は、エースさんには高校受験で面白いエピソードがあります。本来別の高校を受験するつもりで、「名前を書けば受かる高校」と言われていた学校を受けたのですが、なんと受験時に名前を書き忘れるという失態を犯してしまい、不合格になってしまったのです。
このエピソードは漫才のネタとしても使われており、エースさんの天然キャラを象徴するエピソードとなっています。
高校時代も野球部に所属していたエースさんですが、当時の監督からは「お前はチームの邪魔をする以外に何ができるんだよ」という厳しい言葉をかけられたこともあったそうです。しかし、その言葉も今では自分を奮い立たせる原動力になっているとエースさん本人がSNSで語っています。
高校の同級生には、元「カンタービレ」の山根勝利さんがいました。山根さんは本気で芸人を目指しており、NSCの存在すら知らなかったエースさんに養成所のことを教えてくれました。エースさんは「ノリで行くことを決めた」そうで、この出会いが現在の芸人としての道へとつながっています。
バッテリィズのエースの出身大学はどこ?
エースさんは大学には進学していません。高校卒業後、19歳の時に高校の同級生だった山根勝利さんと一緒にNSC大阪校36期生として入学しています。もともと大学進学の意思はなく、芸人になる道を選んだようです。
エースさんは幼少期から明石家さんまさんの大ファンで、「さんま御殿」や「恋のから騒ぎ」などの番組は欠かさず見ていたそうです。ただ、M-1グランプリなどのお笑いの賞レースについては、NSCに入るまで全く知らなかったというエピソードも。お笑いに詳しかったわけではなく、ただ「人を笑わせるのが好き」「笑わせる職業があると聞いて芸人になろうと思った」という純粋な動機から芸人の道を選んだそうです。
NSC入学から4年後の2017年10月15日、草野球チーム「上方ホンキッキーズ」でバッテリーを組んでいた寺家さんと、野球の試合中のブルペンでコンビを結成。これがバッテリィズ誕生の瞬間でした。
バッテリィズのエースの西成の実家はどんな家庭?
エースさんは大阪府大阪市西成区で生まれ育ちました。西成区は、昔から「あいりん地区」や「釜ヶ崎」とも呼ばれ、日雇い労働者やホームレスが多い地域として知られており、過去には治安の悪い地域というイメージがあった場所です。
エースさんの家族構成は、父親、母親(2023年に他界)、兄、エースさん、妹の5人家族です。エースさんは3人きょうだいの次男で、現在も大阪の実家で父親と一緒に暮らしています。
お兄様については詳しい情報は公表されていませんが、SNSには兄の結婚式での家族写真が投稿されており、すでに結婚されていることが分かっています。
また、エースさんとはボクシングが共通の趣味で、今でも一緒にトレーニングに行くこともあるそうです。あるボクシングの試合を観戦していたら、偶然観客席にお兄様がいてびっくりしたというエピソードもSNSに投稿されていました。
妹さんについても一般人のため詳しい情報はありませんが、エースさんは大人になってからも妹さんと買い物に出かけるなど、とても仲が良いようです。知り合いのイベントに妹さんを連れて行くこともあったそうで、家族全員が仲良しであることが伝わってきますね。
エースさんは家族に対する感謝の気持ちが非常に強く、「M-1で優勝したら賞金500万円を全額親にあげたい」と語っていたこともあります。特に母親への想いは強く、天国の母親に良い結果を見せたいという気持ちが、エースさんの芸人活動の大きな原動力になっているようです。
バッテリィズのエースの本名はどんな名前?
エースさんの本名は「角拳都(かど けんと)」といいます。
俳優の賀来賢人さんと読み方が1文字違いで、とてもかっこいい名前ですよね。「角」という苗字は珍しく、「拳都」という名前も力強さを感じられます。
エースさんは当初、本名の「角」という芸名で活動していました。しかし2022年4月1日から、現在の「エース」という芸名に改名しています。改名にあたってエースさんは「ONE PIECEのエースではありません!僕はルフィが好きです!」とSNSで発表しており、大好きな漫画「ONE PIECE」のキャラクターとは関係ないことを強調していました。
芸名の「エース」は、エースさんが草野球チームでエースピッチャーとして活躍していることに由来しています。実はこの芸名、お笑いコンビ「ニッポンの社長」の辻皓平さんが命名したものだそうです。野球への情熱と、チームを引っ張る存在であることを象徴する素敵な芸名ですね。
改名について悩んでいた時期もあったようで、占い師に「改名してよかったのか」を相談する動画も公開されています。占いの結果は「変えてよかった」というもので、エースさん本人もホッとした様子でした。
バッテリィズ・エースの高校や父と母親を調査!学歴や本名・西成の実家についても｜まとめ
今回はお笑いコンビ「バッテリィズ」のエースさんについて、高校などの学歴や父親や母親などの家族構成、さらに学歴や本名、西成のご実家について調査しました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- バッテリィズのエースさんは、大阪市西成区で父親、母親、兄、妹の5人家族のもとで育ちました。金髪メッシュのイケオジな父親と美人な母親に支えられ、小学生の頃から野球に打ち込んできました。
- 学歴については、西成区内の公立小学校と中学校を経て、大阪府立泉尾高等学校を卒業。大学には進学せず、19歳でNSC大阪校に入学して芸人の道を歩み始めました。高校受験で「名前を書き忘れて落ちた」というエピソードは、エースさんのキャラクターを象徴する伝説となっています。
- 本名は「角拳都」というかっこいい名前ですが、2022年からは草野球でのエースピッチャーとしての活躍にちなんで「エース」という芸名で活動しています。
2023年に母親を54歳の若さで亡くし、大きな喪失感を抱えながらも、天国の母親に良い結果を見せたいという想いを胸に芸人活動を続けるエースさん。2024年のM-1グランプリ準優勝という素晴らしい結果を残し、現在は東京に拠点を移して活躍されています。
家族への感謝と野球への情熱、そして人を笑わせることへの純粋な喜び。これらすべてが詰まったエースさんの人生。これからも相方の寺家さんと共に、多くの人々に笑顔を届けてくれることでしょう。
