
NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でヒロインを務め、その後も数々の話題作に出演し続けている女優・芳根京子さん。
透明感あふれる美しさと確かな演技力で、若手女優の中でも特に注目を集める存在となっています。
そんな芳根さんですが、実は中学時代に難病を患い、1年間学校に通えなかった時期があったことをご存知でしょうか。
また、高校時代には芸能活動のために転校を決断するなど、波瀾万丈な学生生活を送ってきました。今回は、芳根京子さんの学歴について、出身中学・高校から大学進学の有無まで、詳しく調査してみました。
芳根京子の学歴を徹底調査!
芳根京子の出身中学はどこ?
芳根京子さんの出身中学校は、杉並区立中瀬中学校です。
2009年4月に入学し、2012年3月に卒業しています。
中学時代の芳根さんは吹奏楽部に所属し、フルートを担当していました。小学校時代からフルートの経験があった芳根さんは、「フルート経験者」として吹奏楽部からスカウトされて入部したそうです。この経験が大きな転機となりました。

雑誌のインタビューによると「中学校に入学して吹奏楽部に仮入部したら、『フルートを吹ける人が少ないから、演奏会に出て!』と先輩に言われて、いきなり即戦力に。その体験が大きな自信になりました」と。それまで引っ込み思案だった性格が、「自分が必要とされている」と感じたことで大きく変わっていったそうです。
しかし、中学2年生の時に人生を大きく変える出来事が起こります。芳根さんはギラン・バレー症候群という難病を発症してしまったのです。ギラン・バレー症候群とは、末梢神経の障害によって力が入らない、感覚がわかりにくい、しびれるなどの症状を起こす病気で、日本での発症率は年間10万人あたり1〜2人という稀な疾患です。

発症後、約1年間学校に通うことが困難な時期がありましたが、芳根さんは「とにかく毎日楽しいことを探していた。気持ちに負けないように」と前向きに病気と向き合い、見事に克服されました。この経験が、現在の芳根さんの芯の強さと繊細な演技力の源になっているのかもしれません。
芳根京子の出身高校はどこ?
芳根京子さんの出身高校は、当初東京都立深沢高等学校(偏差値41)に入学しましたが、その後東海大学付属望星高等学校(通信制)に転校しています。
2012年4月に都立深沢高校に入学した芳根さんですが、高校1年生の時に人生の大きな転機が訪れます。友達に誘われて行った上地雄輔さん(遊助)のライブ会場でスカウトされ、芸能界入りを決意したのです。
実は、それまでにも何度もスカウトされたことがあり、多い時には1日に5回もスカウトされたこともあったそうです!しかし、芸能界に全く興味がなかった芳根さんは、すべて断っていたんだとか。
では、なぜこの時だけスカウトを受け入れたのでしょうか?
その答えは、高校1年生の文化祭での体験にありました。
クラスで映画を作ることになり、芳根さん自身が監督・脚本を務めたことで、「演じること」に興味を持ったそうです。そして演技に興味を持ち始めたタイミングで芸能事務所からスカウトされ、「神様から与えられたチャンス!」と思って芸能界入りを決意したといいます。

ただし、都立深沢高校は都立高校としては校則が厳しいことで知られており、芸能活動が認められませんでした。そのため芳根さんは高校2年生から通信制の東海大学付属望星高等学校に編入し、芸能活動に専念することを選びました。2015年3月に同校を卒業しています。
東海大学付属望星高校は通信制の高校でありながら高い進学率を誇ることで知られ、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関大学に進学する卒業生もいます。インターネットの講義を視聴して、スクーリングやレポートの提出で単位を取得できるシステムになっており、芸能活動との両立に適した環境でした。

高校時代には、バラエティ番組「おしゃれイズム」に出演した際の同級生の証言が話題になりました。「6クラスあったんですけど入学して、全クラスの男の子がのぞいていたのを覚えています。美少女だったので」という発言から、当時から相当モテていたことがわかります。ただし、芳根さん自身は「しゃべると残念だと気づかれたんだと思う」と謙遜していましたが、実際には「高嶺の花」すぎてチャレンジをためらう男子が多かったのではないでしょうか。
高校時代の後半は女優として大きく成長しましたが、仕事と学業を両立させて無事に高校は卒業しています。高校を卒業した2015年には「表参道高校合唱部!」でテレビドラマに初主演を果たしており、まさに女優としての飛躍の時期でした。
芳根京子の出身大学はどこ?
芳根京子さんは、高校卒業後は大学には進学していません。芸能活動に専念する道を選んでいます。

実は、当初は別の進路も考えていたようです。料理が得意で、趣味として料理やお菓子作りを楽しんでいた芳根さんは、最初は料理の専門学校に進学したいという希望を持っていました。しかし、高校時代から始めた芸能活動が順調に進み、女優としての可能性を感じ、最終的に芸能活動に専念する道を選んだそうです。
当時の公式ブログでは「わたしね、大学に進学しません!お料理の専門学校にも行きません!」と明確に女優業に専念することを宣言していたそうです。
もし大学に進学していたら、2016年のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主役に抜擢されることはなかったかもしれません。当時19歳だった芳根さんは、4回目の挑戦でついに朝ドラヒロインの座を勝ち取り、一気に知名度が上がりました。
ただし、女優としてブレイクした後も料理の専門学校に行くという願望は持ち続けており、「いつか実現させたい」と語っているそうです。料理への情熱は今も変わらず、SNSでは手料理の写真を投稿することもあり、ファンからも好評を得ています。
芳根京子の出身地はどこ?
芳根京子さんの出身地は東京都、より具体的には東京都杉並区です。
1997年2月28日に東京都杉並区で生まれた芳根さん。
名前の「京子」には「世界のどこに行っても、東京で生まれた子ですって言えるように京子ってつけた」という、ご両親の熱い思いが込められているそうです。

巷間では、東京で生まれたから『京子』と名付けられた、という説もあるようですが…
どうやら、この説は間違いのようです。
杉並区内で育った芳根さんは、小学校も中学校も地元の公立校に通っていました。具体的には、杉並区立沓掛小学校に2003年に入学し、2009年に卒業。その後、前述の通り杉並区立中瀬中学校に進学しています。

ちなみに、芳根さんが過去にTwitterで「東京と北海道のハーフです」とつぶやいたことがあり、一部で「ハーフなの?」という噂が広まったことがありました。しかしこれは、お母様が北海道出身であることを指しており、国籍的な意味でのハーフではありません。ご両親はともに日本人で、芳根さんも純粋な日本人です。
東京都杉並区は、住宅街として知られるエリアで、文化的な施設も多く、芸能人やクリエイターが多く住む地域としても有名です。そんな環境で育った芳根さんが、女優という道を選んだのも自然な流れだったのかもしれませんね。
芳根京子の学歴は?出身中学や高校・大学についても|まとめ
この記事では、芳根京子さんの学歴について、出身中学・高校から大学進学の有無まで、詳しく調査してみました。
リサーチして分かったことをまとめておきましょう。
- 芳根京子さんの出身小学校は、杉並区立沓掛小学校です。
- 芳根京子さんの出身中学校は杉並区立中瀬中学校。卒業後は東京都立深沢高等学校に進学し、東海大学付属望星高等学校(通信制)に転校しました。
- 高校卒業後は大学には進学せず、芸能活動に専念しています。
19歳で朝ドラヒロインに抜擢され、その後も数々の話題作に出演し続ける芳根さん。2025年の「波うららかに、めおと日和」でも主演を務めるなど、その活躍は留まることを知りません。
学歴だけでは測れない、努力と経験の積み重ねが今の芳根京子さんを作っているのでしょう。
これからも、その透明感と演技力で私たちを魅了し続けてくれることでしょう。芳根京子さんの今後の活躍から、ますます目が離せませんね!