
数々の人気作品で活躍し、その美貌と演技力で多くのファンを魅了する女優・北川景子さん。2016年には竹下登元総理の孫であるDAIGOさんと結婚し、現在は2児の母としても輝きを放っています。
そんな北川景子さんのご両親は、いったいどのような方々なのでしょうか。今回は、北川景子さんの父と母について詳しくご紹介していきます。
北川景子の父はどんな人?|三菱重工の重役って本当なの?

北川景子さんの父親は北川元洋(きたがわもとひろ)さんといい、三菱重工業で長年にわたり活躍してきたエリート社員として知られています。2018年の週刊新潮の報道によれば、元洋さんは三菱重工の防衛・宇宙セグメントで幹部を務めていました。
特に潜水艦の建造に長年携わり、業界内では「潜水艦の専門家」として高く評価されている人物です。

2020年には海上自衛隊の公式ホームページに元洋さんの写真が掲載され、当時の防衛大臣・岸信夫氏と共に潜水艦で記念撮影する姿が話題となりました。日本の防衛を支える重要なポジションにいた人物であることがうかがえます。
北川景子の父の学歴は?
北川元洋さんは慶應義塾大学理工学部を卒業後、さらに同大学の大学院に進学しています。大学院ではバネに関する研究に取り組み、技術者としての専門知識を深めました。
慶應義塾大学理工学部は理系分野で日本トップクラスの名門として知られており、ここで学んだ経験が後の三菱重工でのキャリアに大きく影響したと考えられます。

1985年に発表されたバネに関する論文、そして1990年には「深海潜水調査船しんかい6500の覗窓について」という論文も発表しており、学術面でも実績を残しています。
北川景子の父の経歴は?

北川元洋さんは1985年に三菱重工業に入社し、主に神戸造船所で潜水艦の建造に携わってきました。長年にわたり潜水艦関連のプロジェクトに従事し、技術者としてのキャリアを積み重ねてきた人物です。
2019年には防衛・宇宙セグメント副セグメント長兼企画管理部長から、シニアフェロー防衛宇宙セグメント艦艇・特殊機械事業部長に就任。その後2021年にはシニアフェロー兼防衛・宇宙セグメント技師長に昇格するなど、順調にキャリアを重ねてきました。

「シニアフェロー」という役職は、特に経験と実績が豊富でないと就けない名誉ある地位であり、元洋さんがいかに優秀な人材であったかがわかります。そして2022年3月に役職を退任し、長年にわたる三菱重工での勤務を終えました。
北川景子の父の出身地は?
北川元洋さんの出身地について、北川景子さん自身が過去のインタビューで「父は滋賀県彦根市出身」と語っています(滋賀県ホームページ)。
滋賀県彦根市は琵琶湖の東側に位置する歴史ある城下町で、彦根城で有名な地域です。元洋さんは地元で育ち、幼い頃から秀才として知られていたようです。その後、大阪で生活していた時期もあり、関西出身の方であることがわかっています。
北川景子の父の役職と年収は?
元洋さんが就いていた役職は、三菱重工の中でも非常に重要なポジションでした。艦艇・特殊機械事業部長やシニアフェロー、さらには防衛・宇宙セグメント技師長という肩書きは、同社の防衛部門においてトップクラスの地位を示しています。
年収については公式には発表されていませんが、三菱重工の部長クラスの平均年収が約1,600万円から1,700万円程度とされています。元洋さんの場合、それ以上の役職に就いていたことから、年収は2,000万円以上、一説には数千万円規模であったと推測されています。
北川景子の母はどんな人?
北川景子さんの母親は一般の方であるため、名前や職業などの詳細情報は公開されていません。しかし、いくつかの興味深いエピソードが伝えられています。
母親は香川県坂出市の出身で、実は女優の高畑淳子さんと親戚関係にあります。2014年放送の「ジョブチューン」で北川景子さんと高畑淳子さんが共演した際、二人が親戚であることが明かされました。具体的には、北川景子さんの母親と高畑淳子さんは「はとこ」の関係にあたります。つまり、北川景子さんの祖母と高畑淳子さんの母親がいとこ同士という関係です。
女優北川景子と女優高畑淳子は親戚です。 pic.twitter.com/XPKpnq4cLl
— 翼 (@aryharuhiko516) January 27, 2014
母親の容姿については、2010年3月に放送された「A-Studio」で後ろ姿のみが公開されました。その際、番組に出演していた笑福亭鶴瓶さんが「綺麗な人やった!」と感想を述べており、上品でほっそりとしたスタイルの持ち主であることがうかがえます。
1/31(金)夜11:00〜 A-studio
— まーみん♥︎ (@marmin83) January 15, 2014
ゲスト 北川景子
映画「抱きしめたい〜」での錦戸亮との共演話も語られる!
錦戸との、関西出身ならではのハプニング話も! pic.twitter.com/LdrhzqNzlR
北川景子さんと母親の関係は非常に良好です。北川さんが上京したての頃、仕事がうまくいかず悩んでいた時期がありました。その時、母親から突然手紙をもらったそうです。その手紙には「若くして自分のやりたいことを見つけてそれに向かって毎日一人で頑張っているあなたのことを誇りに思います」という内容が書かれていました。北川さんはこの手紙を今でも大切に取ってあり、辛い時には読み返しているそうです。

また、2008年頃から母親は神戸から東京に出てきて、娘の私生活面をサポートしています。北川景子さんが第一子を出産した後は、ご両親が同じマンションの別の階に住み、育児や家事のサポートをしているとのことです
北川景子の実家はどんな家庭なの?
北川景子さんの実家は、父・母・北川景子さん・弟の4人家族です。出身地は兵庫県神戸市中央区で、神戸市立上筒井小学校を卒業しています。
今日は神戸市上筒井小学校でタグラグビー教室❗️
— コベルコ神戸スティーラーズ🏉 (@kobe_steelers) October 12, 2021
普及・アカデミー担当の長崎スタッフが子供たちを楽しませてくれました🔥
上筒井小学校は、北川景子さんの出身校らしいです😲
一度でいいから会ってみたい😂 pic.twitter.com/6yz5TBSj30
父親の元洋さんは非常に厳格な人物で、北川景子さんは幼い頃から父親に敬語で話していたそうです。テストで99点を取っても「あと1点はどこに置き忘れた?」と言われるほど、教育には厳しかったといいます。

しかし、北川景子さんが芸能界に入ることを決めた時、父親は「10代で自分の進みたい道や、やりたいことを見つけられたのは、すごく素晴らしいことだから頑張りなさい」と温かく応援してくれたのだとか。北川景子さんはこの言葉を今でも大切にしており、辛い時にはこの言葉を思い出すそうです。
大学卒業時には、父親から以下のようなメールが届きました。「卒業おめでとうございます。4年間、仕事と学業の両立によく頑張りましたね。その努力に賛辞を送ります。4年間に得たものは、目に見えねども、その大きさに気づく日が必ず来るはずです。ますますのご発展を祈念いたしております。」。
これに対して北川景子さんは「拝啓父上、ありがとうございます。わたくし精進します。あなたが身につけさせてくれた教養を、私は今後も決して無駄にはしません。」と返信したそうです。

こうした丁寧なやり取りからも、父娘の深い絆と相互の尊敬が感じられますね。
北川景子さんの家系については、祖父が医師の家系であったという情報もあります。祖父の実家は滋賀県彦根地方で、「父祖が開業医」という記録が残っています。北川景子さん自身も精神科医を目指していた時期があり、祖父の家系の影響を受けていたようです。
また、北川景子さんは小学2年生の時に阪神淡路大震災を経験しています。実家は震源地の近くにあり、壊滅的な被害を受けました。その後、母親の実家がある香川県で一時期暮らしていたこともあったそうです。
実家がお金持ちと言われる理由は、父親が三菱重工の重役を務めていたこと、祖父が医師であったこと、そして北川景子さんが通っていた学校が大阪女学院中学校・高等学校という名門校であったことなどが挙げられます。
北川景子の父と母はどんな人?学歴や経歴・出身地や年収に役職についても|まとめ
この記事では国民的女優・北川景子さんについて、その父と母がどんな方なのか、学歴や経歴、出身地や年収に役職について紹介しました。
リサーチしてわかったことをまとめておきましょう。
- 北川景子さんの父・北川元洋さんは、慶應義塾大学理工学部から大学院に進み、三菱重工業で潜水艦の専門家として活躍したエリート技術者です。
- 滋賀県彦根市出身で、艦艇・特殊機械事業部長やシニアフェロー、防衛・宇宙セグメント技師長といった重要な役職を歴任し、年収は2,000万円以上と推測されます。
- 一方、母親は香川県坂出市出身の一般の方で、女優の高畑淳子さんとははとこの関係にあります。娘思いの優しい性格で、北川景子さんが上京してからも東京でサポートを続けています。
父親は厳格ながらも娘の夢を応援し、母親は温かく見守る。そんな素晴らしいご両親のもとで育った北川景子さんだからこそ、今の輝きがあるのでしょう。現在は夫のDAIGOさん、そして二人のお子さんと共に幸せな家庭を築いている北川景子さん。
これからも家族の支えを受けながら、女優として、そして母親として活躍し続けてほしいですね。